Web3とは何か?(その4)トークン編

 暗号資産とは何でしょうか?おそらく多くの方がビットコインを思い浮かべると思います。

 では、暗号資産ブロックチェーンの関係は何でしょうか。似た言葉にトークンファンジブルトークン(FT)というものがありますが違いが分かりますか?

 もはや、パニックですね(笑)

 今回は、暗号資産とブロックチェーンとの関係やトークンとの違いなどについて解説していきます。

暗号資産とは何か

 前回、ご説明したとおり、世界には数多くのブロックチェーンがあり、それぞれ異なる目的や独自の特徴を有しています。有名なものとしては、ビットコイン、イーサリアム、ポリゴンなどがあります。

 暗号資産とは、独自のブロックチェーンをもつ、インターネットの中でやりとりされる通貨のような機能を持つ電子データです。

 例えば、一般的に知られている暗号資産である BTC(ビットコイン) や ETH (イーサ)は、それぞれビットコインやイーサリアムのブロックチェーンが利用されています。

 また、暗号資産は単独の発行者が存在せず発行上限数量があるものがほとんどです。例えば、ビットコインの発行上限数量は約2,100万BTCです。

 ただし、ETH など一部の暗号資産には発行上限数量が設定されていません。

トークンとは何か

 トークンとは、既存のブロックチェーン上に新たに発行された暗号資産を指します

 発行の目的はさまざまで、特定の個人や団体により独自の価値づけをされて発行・管理が行われています。例えば、DAO(ダオ)で発行される議決権を得られるトークン(=ガバナンストークン)もこれにあたります。

 暗号資産との違いは、独自のブロックチェーンを持つものが「暗号資産」、既存の暗号資産のブロックチェーン上で作られるものが「トークン」と言われています。

【暗号資産とトークンの違い】

・暗号資産 = 独自のブロックチェーンを持つ通貨のような機能を持つ電子データ。単独の発行者は存在せず、通常発行上限がある。

・トークン = 特定の個人や団体により既存のブロックチェーン上に新たに発行された暗号資産

        

ファンジブルトークンとは何か

 ファンジブルとは「代替可能」という意味であり、代表的なファンジブルな資産は現金です。

 例えば、100円玉は、どの100円玉も同じ価値を備えています。したがって、自分の100円玉と他人の100円玉を交換しても問題はありません。

 ビットコインなどの暗号資産も同様であり、基本的に暗号資産はファンジブルトークン(FT)に分類できます

まとめ

以上をまとめると、次のように整理することができます。

ファンジブルトークン(FT) ≧ 暗号資産 > トークン

【ファンジブルトークン、暗号資産、トークンの違い】

・ファンジブルトークン(FT)= 代替可能な資産。暗号資産もここに含まれる

・暗号資産 = 独自のブロックチェーンを持つ通貨のような機能を持つ電子データ。単独の発行者は存在せず、通常発行上限がある。

・トークン = 特定の個人や団体により既存のブロックチェーン上に新たに発行された暗号資産

        

 次回は、ノンファンジブルトークン、NFTについて解説します。

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